加速度外乱に対する高齢者の立位姿勢保持能力

加速度外乱に対する高齢者の立位姿勢保持能力

つまずきや滑りといった身体に加速度が加わる状況を模擬した加速度外乱を用いて高齢者の立位姿勢保持能力を測定評価し、その能力に及ぼす要因を解明。

  • 著者
  • 岡田修一
  • 出版社
  • 学文社
  • 出版年月
  • 2010年12月
  • ISBN
  • 9784762021244

現在、高齢者のかかえる大きな問題に転倒の増加があげられている。高齢者の転倒は、つまずきや滑りといった身体に大きな加速度が加わる状況下で多く発生している。拙著は、つまずきといった身体に加速度が加わる状況を模擬した加速度外乱を用いて高齢者の立位姿勢保持能力を測定評価し、その能力に及ぼす要因を解明した。また、運動介入が高齢者の立位姿勢保持能力に及ぼす影響も多角的に検討したものである。

人間発達環境学研究科教授・岡田修一


目次

  • 第1章 緒言
  • 第2章 加速度外乱に対する高齢者の立位姿勢保持能力及び姿勢調節の特徴
  • 第3章 加速度外乱に対する高齢者の立位姿勢保持能力及び姿勢調節と転倒経験、転倒に対する恐れとの関係
  • 第4章 加速度外乱に対する高齢者の立位姿勢保持能力と身体活動、運動習慣との関係
  • 第5章 加速度外乱に対する高齢者の立位姿勢保持能力に及ぼす複合運動介入の影響
  • 第6章 総合考察
  • 第7章 総括