膨張する監視社会

膨張する監視社会

個人識別システムの進化とリスク

9・11以降ますます精緻化する監視システム。セキュリティと自由のバランスをどこに見出すのか。電子監視社会の進化形を手際よく総覧。

  • 著者
  • デイヴィッド・ライアン 著/田畑暁生
  • 出版社
  • 青土社
  • 出版年月
  • 2010年10月
  • ISBN
  • 9784791765713

9・11以降ますます精緻化する監視システムとは? いまや監視社会は電子化・グローバル化による市民識別管理にシフトした。生体認証システムやIDカードシステム整備をめざす政府とその利潤に群がる企業群。セキュリティと自由のバランスをどこに見出すのか? 監視社会論の第一人者が、電子監視社会の進化形を手際よく総覧し、市民識別の視点からあざやかに斬る。

青土社 書籍紹介より


目次

  • 第1章 書類を要求する
  • 第2章 整序システム
  • 第3章 カード・カルテル
  • 第4章 拡大したスクリーン
  • 第5章 ボディ・バッジ
  • 第6章 サイバー市民