アルチュセールの教え

アルチュセールの教え

哲学と政治におけるアルチュセール主義は、煽動か、独善か、裏切りか。フランスの哲学者、ジャック・ランシエール著作の訳書。

  • 著者
  • ジャック・ランシエール 著/市田良彦, 伊吹浩一, 箱田徹, 松本潤一郎, 山家歩 訳
  • 出版社
  • 航思社
  • 出版年月
  • 2013年06月
  • ISBN
  • 9784906738045

哲学と政治におけるアルチュセール主義は、煽動か、独善か、裏切りか――68年とその後の闘争をめぐり師と訣別、「分け前なき者」の側に立脚して、存在の平等と真の解放をめざす思想へ。思想はいかに闘争のなかで紡がれねばならないか。

航思社 書籍紹介より


目次

  • 第Ⅰ章 正統の教訓 ――M. L. はジョン・ルイスに大衆が歴史をつくることを教える
  • 第Ⅱ章 政治の教訓 ――哲学者たちはいかにして王とならなかったか
  • 第Ⅲ章 自己批判の教訓 ――階級闘争が理論のなかで荒れ狂う
  • 第Ⅳ章 歴史の教訓 ――ヒューマニズムの害悪
  • 第Ⅴ章 自分の席についた言説
  • 補遺 イデオロギー論について ――アルチュセールの政治(一九六九年)