スタンダード生理学 第3版

スタンダード生理学 第3版

「チーム医療」という新しい視点から、医療技術系学生に必要とされる基礎医学の知識をまとめた人体生理学の教科書。

  • 著者
  • 二宮石雄, 安藤啓司, 彼末一之, 松川寛二
  • 出版社
  • 文光堂
  • 出版年月
  • 2013年09月
  • ISBN
  • 9784830602276

『スタンダード生理学』は医療技術全職種に必要な「共通語」として役立つ理解しやすい生理学教科書として企画され、2002年出版の初版から好評をいただいています。今回の改訂第3版でもその大方針を踏襲しました。特筆すべき今回の改訂のポイントは、第15章に「性差」を新設し、さらに既存の「生殖」(第16章)、「老化」(第17章)と並列して整理し、統合生理学の内容を再構成して充実させたことです。さらに、版を重ねる中で増えてしまった細かい記載を徹底的に整理し、さらに読みやすく、そして全体のボリュームが増えないよう配慮しました。

本書は4年制の養成課程の低学年の学生にも理解しやすい内容を目指して企画されています。また、学生が学習内容に興味を持ち、臨床に出てからも読みたくなるように、保健医療の臨床現場に即応した内容のコラムを適宜設けてあります。

保健学研究科・教授 安藤啓司


目次

  • 第1章 「生きている」とは
  • 第2章 神経一般
  • 第3章 自律神経・内分泌
  • 第4章 血液・免疫
  • 第5章 呼吸と肺
  • 第6章 心臓(心筋)
  • 第7章 循環
  • 第8章 体液調節・腎臓
  • 第9章 消化・吸収
  • 第10章 栄養・代謝
  • 第11章 体温・エネルギー代謝
  • 第12章 運動機能
  • 第13章 感覚
  • 第14章 脳機能
  • 第15章 性差
  • 第16章 生殖
  • 第17章 老化