伶倫楽遊

伶倫楽遊

芝祐靖と雅楽の現代

ジャンルの垣根を越え「雅楽」を儀式音楽から解き放った不世出の雅楽師・芝祐靖の知られざる生涯を描いた初の評伝。

  • 著者
  • 寺内直子 編著
  • 出版社
  • アルテスパブリッシング
  • 出版年月
  • 2017年12月
  • ISBN
  • 9784865591736

ジャンルの垣根を越え「雅楽」を儀式音楽から解き放った不世出の雅楽師・芝祐靖の知られざる生涯を描いた初の評伝。

国立劇場雅楽・伶楽公演、古譜・古楽器の復元、宮内庁楽部からの独立と伶楽舎の結成、武満徹《秋庭歌》ほか現代音楽作曲家との協働、東京藝大での雅楽指導と子どもたちへの雅楽の普及……

これまで知られることのなかったその半生と、現代における「雅楽」の復活と創造の軌跡、芝祐靖がそこに果たした役割を跡づける。

貴重な写真のほか、芝祐靖自身が執筆したエッセイも多数掲載。

アルテスパブリッシング 書籍紹介より


目次

  • はじめに 芝祐靖というできごと
  • 第一章 楽家に生まれて
  • 第二章 宮内庁の日々
  • 第三章 雅楽の普及と新しい雅楽
  • 第四章 伶楽舎の挑戦
  • 第五章 伶倫楽遊 芝祐靖の活動理念
  • あとがきにかえて
  • 雅楽よもやま話