走査型プローブ顕微鏡

走査型プローブ顕微鏡

分析化学実技シリーズ15

走査型プローブ顕微鏡はどんな顕微鏡なのか、操作手順などの基本から、得られた形状像を解釈するための知識と画像処理、さらに一歩進んだ内容まで説明。

  • 著者
  • 日本分析化学会 編/淺川雅, 岡嶋孝治, 大西洋
  • 出版社
  • 共立出版
  • 出版年月
  • 2017年12月
  • ISBN
  • 9784320044548

「走査型プローブ顕微鏡はどんな顕微鏡なのか」をわかりやすく具体的に説明する。走査型プローブ顕微鏡についてなにも知らない読者を想定して説明するので安心して読みはじめてほしい。市販の顕微鏡装置にはじめてさわる読者を想定して食品ラップなど身の回りにある対象を自分で測定するために必要な知識と操作手順を説明する。市販装置の取扱説明書の内容を理解するために必要な事項や、暗黙の前提として取扱説明書では省略されやすい事項をとりあげる。顕微鏡実験を終えたあとに、得られた形状像を解釈するために必要となる知識と画像処理についても説明する。一歩進んだ内容として、生体物質の測定・弾性の測定・局所仕事関数の測定・やや特殊な顕微鏡プローブとカンチレバーのバネ定数を調べる方法を説明する。走査型プローブ顕微鏡を知らなかった読者が、初心者を経て、初級者を卒業するまでをサポートするための書籍である。

共立出版 書籍紹介より


目次

  • Chapter1 走査型プローブ顕微鏡のイロハ
  • Chapter2 AFMにはじめてさわる
  • Chapter3 形状像の見方
  • Chapter4 もう一歩先へ:生体物質の測定
  • Chapter5 さらに一歩先へ:弾性測定
  • Chapter6 さらに一歩先へ:局所仕事関数の測定
  • Chapter7 さらに一歩先へ:プローブのいろいろ