災害から一人ひとりを守る

災害から一人ひとりを守る

地域づくりの基礎知識4

災害時の対応と復興に向けた地域社会づくりの仕組み、現地での救援・支援の実践的手法を各分野の専門家が解説。

  • 著者
  • 北後明彦, 大石哲, 小川まり子
  • 出版社
  • 神戸大学出版会 / 神戸新聞総合出版センター
  • 出版年月
  • 2019年03月
  • ISBN
  • 9784909364050

神戸大学出版会 シリーズ「地域づくりの基礎知識」4

災害で人の命を失わず、一人ひとりを守る安心安全な地域社会としていくためには、地域に潜む問題点を見つけ、その問題解決に向かって地域で協力していくことがより一層求められている。本書を通じて、災害時や復興過程において実際に何が地域で問題となり、どのような社会の仕組みのあり方が地域で求められているのかを各地の実情にあわせて考え、ボランティアやまちづくりの実践的な取り組みにつなげてほしい。

神戸大学出版会 書籍紹介より


目次

  • 第1章 地域と災害
  • 第2章 兵庫県の水害—都賀川・千種川・丹波
  • 第3章 災害時のこころのケアと精神保健体制
  • 第4章 災害対応のガバナンス
  • 第5章 被災者主体の復興まちづくりへ向けて—法制度の課題
  • 第6章 学生のボランティア活動 課題とこれから—災害ボランティアを通じて
  • 第7章 海外での被災地支援—声なき声に耳を傾けて
  • 第8章 地域を拠点とした共助による住宅減災復興
  • 第9章 災害時要援護者支援について
  • 第10章 復興まちづくり
  • 第11章 事前復興と復興ビジョン