「ちゃんとしてなきゃダメ」「やればできる」そんな子育てのノロイを、発達障害の子どもの事例を手がかりに優しく楽しくほぐす。
子育ての基本は「安楽さ」、つまり「安心感」と「楽しさ」です。それさえあれば、あとはなんとかなっていくものです。ところが、「よい親は○○すべき」とか、「○○という子育てをしたら親失格」といった “ノロイ" が襲いかかってきて、安楽さの子育てをしばしば邪魔します。
本書ではそんな子育てのノロイを、発達障害の子どもの事例を手がかりに優しく楽しくほぐします。読めば肩から力が抜け、子どもが今よりさらに可愛くなる本です。
発達環境学研究科 准教授 赤木和重