「たしかな答えがないから未来を考えるのはおもしろい。これからの未来をつくるひとにおくる。」

専門用語ばかりで難しい大学の先生のはなし、でも、大学の先生たちが考えている「未来」は、分かるとものすごくおもしろいのです。

まちづくりや防災、太陽電池や天気予報など、さまざまな最先端の研究や活動をしている教授らの視点から見えている未来15編＋コラムを収録。

神戸大学出版会　書籍紹介より

著者

バリュースクール 准教授 祗園景子／経済経営研究所 教授 浜口伸明／工学研究科 教授 大村直人／計算社会科学研究センター 講師 小代薫／社会システムイノベーションセンター 教授 金子由芳／経済産業省近畿経済産業局地域経済部 内海美保／尾道市立大学 堀江進也／都市安全研究センター 准教授 大路剛／工学研究科 教授 喜多隆／都市安全研究センター 特命教授 梶川義幸／都市安全研究センター 教授 大石哲／理学研究科 教授 尾﨑まみこ／都市安全研究センター 教授 滝口哲也／人文学研究科 教授 奥村弘／都市安全研究センター 教授 北後明彦／都市安全研究センター 教授 飯塚敦 (掲載順)

目次

• 第1章　多様性とイノベーション
  • 01　人が動く、未来が動く
  • 02　混ぜることから見えるもの
  • 03　都市の歴史に学ぶ未来のまちづくり
• 第2章　持続可能な社会とコミュニティ
  • 04　人と人がつながる制度づくり
  • 05　だれもが取り組めるSDGs
  • 06　災害を乗り越えるための経済学
• 第3章　テクノロジーと都市
  • 07　細菌とたたかう人類の未来
  • 08　未来の電気のつくり方
  • 09　進化する天気の科学
• 第4章　コミュニケーションと社会
  • 10　人の行動を導く天気予報
  • 11　アリから教わる社会のあり方
  • 12　声の科学が変えるコミュニケーション 第5章　安全と未来
  • 13　過去に学び、残し伝えること
  • 14　備えのリアリズム
  • 15　未来に対する私たちの責任