コロナ禍、ウクライナ侵攻、原油高、台湾海峡の緊張──世界は、日本はまさに予測不可能な時代に突入した。
この現代において、すべての「プランA」は失敗する危険性をはらんでいる。その中で重要になるのは、状況に変化に即応するための「プランB」(次の一手)であるのは言うまでもない。
しかし、企業のみならず、日本の組織は「既定の方針」にしがみつき、それを改めることに躊躇してしまう。その代表例がコロナの水際対策であり、また東京オリンピックの強行開催であった。
いったいなぜ組織はプランBを実行できないのか? そしてその真の原因はどこにあるのか? 最新の行動経済学を駆使して語る「危機の時代の経営学」がいよいよ登場!
集英社インターナショナル 書籍紹介より