SDGsの時代における価値と経済的価値

SDGsの時代における価値と経済的価値

持続可能な社会の実現に向けた課題と解決の方策について経済学から学ぶ。経済学がもたらす視座とは何か、経済学の潜在力と限界とは何かを問う。

  • 著者
  • 内田浩史, 堂目卓生
  • 出版社
  • 神戸大学出版会 / 神戸新聞総合出版センター
  • 出版年月
  • 2023年03月
  • ISBN
  • 9784909364227

持続可能な社会を実現するために解決すべき問題を捉える考え方を経済学から学ぶ。

新型コロナウィルス感染症の世界的大流行で発令された緊急事態宣言により、私たちは経済活動をストップさせることを余儀なくされた。経済的価値と社会的価値がせめぎ合うなかで、私たちは何を頼りに進むべき道を選択すればよいのだろう。経済学がもたらす視座とは何か、経済学の潜在力と限界とは何かを問いながら、持続可能な社会の実現に向けた課題と解決の方策について2人の経済学者が語る。

神戸大学出版会 書籍紹介より


目次

  • 第1回 「経済学における価値」
    • イントロダクション
    • 1 現在の標準的な経済学が捉える経済・社会と価値
    • 2 より長い・広い目で見た経済学が捉える経済(社会)と価値
    • 3 質疑応答
  • 第2回 「社会課題の解決と経済学の使い方」
    • 前回のまとめ
    • 1 経済学史研究者から見た社会課題の解決と経済学
    • 2 応用経済学者から見た社会課題の解決と経済学
    • 3 ディスカッション