日本の人事労務研究

日本の人事労務研究

日本の研究者たちは、人事労務をどう考えてきたのか。様々な学問領域で展開されてきた研究を振り返り、その成果を踏まえて将来の研究のあり方を展望。

  • 著者
  • 梅崎修, 江夏幾多郎 編著
  • 出版社
  • 中央経済社
  • 出版年月
  • 2023年06月
  • ISBN
  • 9784502457616

日本の研究者たちは、人事労務をどう考えてきたのか。今後、何を考えるべきなのか。日本労務学会設立50周年プロジェクトから生まれた、精緻な回顧(レビュー)にもとづく展望の書。

経済経営研究所 准教授 江夏幾多郎


目次

  • 第Ⅰ部 日本の人事労務研究のこれからを展望する
    • 第1章 最近の人事労務研究における「管理」と「労務」
    • 第2章 働く当事者からみた人事労務管理
    • 第3章 Society 5.0:新たな社会契約に向けて?
  • 第Ⅱ部 日本における人事労務研究の50年を振り返る
    • 第4章 人事労務研究にあらわれた市場と組織の理解:経済学の観点から
    • 第5章 社会の中の企業・生活の中の労働:社会学の観点から
    • 第6章 個人から捉えた人事労務研究:心理学の観点から
    • 第7章 人事労務の定義・対象・手法の移り変わりを研究者はどう捉えてきたか:経営学の観点から
    • 第8章 調査は人事労務研究をいかに更新してきたのか:労働・職場調査の観点から
  • 第Ⅲ部 人事労務研究と日本労務学会
    • 第9章 人事労務研究の何がどう論じられてきたのか:大会統一論題テーマの変遷
    • 第10章 創設期の人物像やその後のいくつかの展開