経験から学ぶ人的資源管理

経験から学ぶ人的資源管理

新しい時代状況にあった「組織における人のマネジメント」の知識を体系化した初学者用の入門テキスト。

  • 著者
  • 上林憲雄, 厨子直之, 森田雅也
  • 出版社
  • 有斐閣
  • 出版年月
  • 2010年10月
  • ISBN
  • 9784641183896

本書は、多くの読者からご好評を頂きました『経験から学ぶ経営学入門』(2007年、有斐閣) の姉妹書の位置づけで、いわばその「人事バージョン」として企画・刊行されました。今日的な新しい時代状況にあった「組織における人のマネジメント」の知識を体系化した初学者用の入門テキストで、読者各位の日常経験や感覚から、経営や人事の面白さ、重要性が理解できるよう工夫されています。「人のマネジメント」を初めて学ぼうとする学生の皆さんや、実践に役立てようとしている社会人の方に、是非ご一読をお奨めしたいと思います。

大学院経営学研究科教授・上林憲雄


目次

  • 第1部 人的資源管理の位置づけ
    • 第1章 人の管理とはどんなことか(人的資源管理入門)
    • 第2章 組織は人をどのように捉えるのか(人間モデル・組織行動)
    • 第3章 人の働く組織をどのように作るのか(組織設計)
  • 第2部 人的資源管理の仕組み
    • 第4章 組織は人をどのように雇い入れるのか(採用・配置)
    • 第5章 組織は人をどのように育てるのか(キャリア開発・人材育成・教育訓練)
    • 第6章 組織は仕事の結果をどのように評価するのか(評価・考課)
    • 第7章 組織は人をどのように処遇するのか(昇進・昇格)
    • 第8章 組織は人にどのような報酬を与えるのか(賃金・福利厚生)
    • 第9章 組織は人の安全と健康をどのように守っているのか(安全・衛生)
    • 第10章 組織は労働組合とどのように関わるのか(労使関係)
    • 第11章 組織は辞めていく人とどのように関わるのか(退職)
  • 第3部 現代的トピックス──人的資源管理の多様化
    • 第12章 多様化する働く人たちを組織はどう管理するのか(女性労働・高齢者雇用)
    • 第13章 多様化する雇用形態を組織はどう管理するのか(非正規雇用)
    • 第14章 多様化する労働時間と場所を組織はどう管理するのか(裁量労働・在宅勤務)
    • 第15章 多様化する働く意味づけを組織はどう管理するのか(ワーク・ライフ・バランス)