終わらないイラク戦争

終わらないイラク戦争

フクシマから問い直す

劣化ウラン弾の影響と思われる病気や障害が増加するイラク。放射能禍のフクシマから、戦争と原発—通底する「正当化の物語」を問う。

  • 著者
  • 嘉指信雄, 森瀧春子, 豊田直巳
  • 出版社
  • 勉誠出版
  • 出版年月
  • 2013年03月
  • ISBN
  • 9784585230182

「核の平和利用」という嘘が招いたフクシマの放射能禍。

そしてイラクでは、劣化ウラン弾の影響と思われる病気・先天的障害に苦しむ子どもたちが急増している。

日本とイラクの惨状は、未来に向けて同じ問いを投げかけている。

戦争と原発—通底する「正当化の物語」を問う。

人文学研究科・教授 嘉指信雄


目次

  • 何をしたらよいですか? ―劣化ウランⅢ
  • 序 ―物語に終止符をうつために
  • 第一章 現在も続く戦争の現場
  • 第二章 戦争を終わらせるために
  • 第三章 平和への道すじ ―放射能禍の中から